2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

1歳10ヶ月

私が海外出張中に、娘は1歳10ヶ月を迎えた。あと少しで2歳。

フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-11日目(帰国)

パリからの帰りの機内で日付が変わる。満席のエコノミーであまり眠ることができず。仕方なく映画を観る。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」と「アメリカン・ハッスル」を観た。 お昼頃に成田空港到着。成田エクスプレスで我が家を目指す。車窓からスカイ…

フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-10日目(最終日)

10日間の旅も今日が最終日。ホテルをチェックアウトして、私がパリで一番好きな建築であるジャン・ヌーベルの「アラブ世界研究所」へ。3回目の訪問だけどやっぱり好きだ。詳しくは後述。 空港に向かう前に、やっぱりエッフェル塔くらいはちゃんと見ておこう…

アラブ世界研究所

設計:ジャン・ヌーベル(1987年) 私がパリで一番好きな建築。フランスとアラブ諸国の国際交流を目的とした施設で、図書館と美術館が複合されている。 単純な直方体のボリュームに、イスラミックタイルのようにも集積回路のようにも見える壁面パネルが貼り…

ピカソ・アリーナ

設計:マノロ・ニュネズ・ヤノヴスキー(1984年) これもアブラクサス同様に低所得者のための集合住宅。このプロジェクトにピカソが特別な興味を示したことから「ピカソ・アリーナ」という名前になったらしい。直径50mの起き上がった円盤2つが広場を挟んで向…

アブラクサス

設計:リカルド・ボフィル(1983年) 低所得者のための集合住宅。周辺はスラム化が進むエリア。半円形プランの「劇場」と、劇場に向かい合って建つコの字型プランの「宮殿」、その2棟間の空間に建つ塔状の「アーチ」の3つの棟で構成されている。映画「未来…

サヴォア邸

設計:ル・コルビュジエ(1931年) コルビュジエ初期の代表作。近代建築史上最高の住宅建築のひとつ。パリの西38kmにある週末住宅。1927年にコルビュジエが提唱した近代建築5原則(ピロティ、屋上庭園、自由な平面 、自由なファサード、水平連続窓)を具現化…

バロック

設計:リカルド・ボフィル(1985年) アブラクサスは半円形プランとコの字型プランの組み合わせであるのに対し、これは中央の庭園を取り囲む円形のプラン。アブラクサスを見た後だったので、かなり見劣りした。

フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-9日目(西へ東へ)

朝、娘とFaceTimeでコミュニケーション。そしてホテルを出た。よい天気。今日はパリ郊外へ。リヨン駅からRERに乗ってひたすら西へ。目的地はコルビュジエの傑作サヴォア邸。 サヴォア邸は16年前に初めてパリに来たときにも観たけど、あのころはボーっとした…

フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-8日目(16年ぶりのルーブル)

今日は午前中にルーブル美術館に行った。学生時代以来16年振り。全部見ている時間は当然ないので、有名作品だけ流し見するというダメ観光客コースを辿ることに。あのころとモナリザの位置などもだいぶ変わっていた。中央の写真はモナリザ渋滞。とてもゆっく…

L’OASIS D'ABOUKIR(オアシス・ダブキール)

デザイン:パトリック・ブラン(2013年) 「緑の壁」、「垂直の庭」で世界的に有名な植物学者パトリック・ブラン。ケ・ブランリー美術館や金沢21世紀美術館などの公共施設での彼の作品は見たことがあったが、街角での作品は初めて見た。三叉路にあるので、交…

ルーブル美術館イスラム美術展示室

設計:マリオ・ベリーニ&ルディ・リチオッティ(2013年) CasaBRUTUSに載っていて、おもしろそうだと思って行ってみたけど、実物はがっかりだった。

ルーブル美術館ピラミッド

設計:I・M・ペイ(1993年) 純粋で美しいピラミッド。デコラティブなルーブルの建物とのコントラストがよい。今となっては馴染んでいるが、よくこの計画を許したと思う。

モネの睡蓮

art

新婚旅行のときに訪問予定リストに入っていたのに時間がなくていけなかった。今回ようやくの初訪問。

ポンピドゥー・センター

設計:レンゾ・ピアノ&リチャード・ロジャース(1977年) 言わずと知れた20世紀建築の金字塔的作品。従来隠されていたダクトなどの設備系統をすべて外に露出させることで、内部空間の自由度を最大化させると同時にメンテナンスを容易にしている。それにより…

HI MATIC

デザイン:マタリー・クラッセ 「都会のキャビン(小屋)」がコンセプト。ニースにも姉妹ホテルがあるらしい。パステルカラーの壁が軽やか。部屋はとにかく狭かったけど、パリのホテル相場からするとかなり安くてそこそこ快適。これは良いホテル。

le comptoir(ル・コントワール)

新婚旅行で行こうと思いつつ行けなかった有名ビストロ。パリの有名肉店ユーゴ・デノワイエのフィレステーキ350g。超美味しい!

フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-7日目(再びパリへ)

超早起きして6時半にホテルをチェックアウト。誰もいないサザークストリートをひとりスーツケースを引きずりながら歩く。地下鉄でセントパンクラス駅へ。8時半発のユーロスターでパリに出発。 今回は奮発して1等車にしたのでどれだけ快適か楽しみにしていた…

BELGO CENTRAAL

4年ぶりの訪問。ベルギービール中心のビアホール。名物はバケツ入りのムール貝。味はいろいろ選べるけどベーシックな白ワイン蒸しにした。日本人の数年分の平均ムール貝摂取量を1日で平らげる感じ。

フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-6日目(1日だけのロンドン)

ロンドンの朝はどんよりとした曇り空。昨日の夜について明日朝にはパリに発つので滞在時間は36時間程度。まあロンドンは昨年も出張で来ているのでプライベートでは特段の目的はなく純粋に仕事で。午前中は少し時間があったのでボンドストリートへ。セルフリ…

サーペンタイン・サックラー・ギャラリー増築

設計:ザハ・ハディド(2013年) 昨日のアムステルダム市立美術館(バスタブ)と同じで、歴史的建築物に白い異物をくっつけるパターン。ザハがやるとやはり節操無い感じになる。増築部分はレストラン。

フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-5日目(オランダ最終日)

オランダ最終日。今日も早起きで7時にはホテルを出た。朝が苦手な私だが海外だと起きられる。アムステルダム中央駅内の素敵なスタバで朝ご飯を食べて、InterCityでユトレヒトへ。目的はユトレヒト大学の建築群を見ること。ユトレヒトはシュレーダー邸を見る…

ユトレヒト大学 応用化学棟

設計:エクター・ホーグステッド(2007年) 大学の入口付近に建つ派手なファサードの建築。1階のピロティ部分は自転車道や小川が通っている。

ユトレヒト大学 学生寮

設計:Rudy Uytenhaak Architectenbureau(1999年) パリの新凱旋門のような学生寮。過激。

ユトレヒト大学 図書館

設計:ヴィール・アレッツ(2004年) 木の葉がプリントされたガラスと同じデザインのコンクリートパネルで覆われたファサード。そういう表層的なギミックのみだと思っていて、実はあまり期待していなかったのだけど、入ってみて驚いた。8層吹き抜けの超開放…

citizenM London Bankside

スキポールでも泊まったcitizenMにロンドンでも。場所はテート・モダンの裏。こっちのほうがインテリアのグレード高し。

CONSERVATORIUM(コンサヴァトリウム)

100年以上の歴史を持つ音楽学校をホテルにコンバージョンしている。3層吹き抜けのガラス張りアトリウムは本当に気持ちよい。次回来たときは宿泊して是非とも客室も見てみたい。

アムステルダム市立近代美術館増築

設計:ベンサム・クローウェル(2012年) 1895年にできた赤レンガの旧館への増築。旧館に突き刺さる白い樹脂のような物体。その姿から通称「バスタブ」と呼ばれている。飛び出した庇の長さは12mとのこと。

エデュカトリアム

設計:OMA(レム・コールハース)(1997年) レム・コールハースの名作中の名作。オランダに来た最大の目的はこれを見るためだと言っても過言ではない。 食堂や講堂などが複合した施設。傾斜した床スラブが屋根までつながっている構造がガラスのファサードで…

Smarties(ユトレヒト大学 学生寮)

設計:マルリース・ルーメル(2009年) ユトレヒト大学の中でも一際目立つ建築。「smarties」というチョコレートのパッケージのような外観の色使いからその愛称がついた学生寮。竣工時の写真にはエントランスにせり出したキャンティレバーから大きなブランコ…