2014-03-25から1日間の記事一覧

フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-5日目(オランダ最終日)

オランダ最終日。今日も早起きで7時にはホテルを出た。朝が苦手な私だが海外だと起きられる。アムステルダム中央駅内の素敵なスタバで朝ご飯を食べて、InterCityでユトレヒトへ。目的はユトレヒト大学の建築群を見ること。ユトレヒトはシュレーダー邸を見る…

ユトレヒト大学 応用化学棟

設計:エクター・ホーグステッド(2007年) 大学の入口付近に建つ派手なファサードの建築。1階のピロティ部分は自転車道や小川が通っている。

ユトレヒト大学 学生寮

設計:Rudy Uytenhaak Architectenbureau(1999年) パリの新凱旋門のような学生寮。過激。

ユトレヒト大学 図書館

設計:ヴィール・アレッツ(2004年) 木の葉がプリントされたガラスと同じデザインのコンクリートパネルで覆われたファサード。そういう表層的なギミックのみだと思っていて、実はあまり期待していなかったのだけど、入ってみて驚いた。8層吹き抜けの超開放…

citizenM London Bankside

スキポールでも泊まったcitizenMにロンドンでも。場所はテート・モダンの裏。こっちのほうがインテリアのグレード高し。

CONSERVATORIUM(コンサヴァトリウム)

100年以上の歴史を持つ音楽学校をホテルにコンバージョンしている。3層吹き抜けのガラス張りアトリウムは本当に気持ちよい。次回来たときは宿泊して是非とも客室も見てみたい。

アムステルダム市立近代美術館増築

設計:ベンサム・クローウェル(2012年) 1895年にできた赤レンガの旧館への増築。旧館に突き刺さる白い樹脂のような物体。その姿から通称「バスタブ」と呼ばれている。飛び出した庇の長さは12mとのこと。

エデュカトリアム

設計:OMA(レム・コールハース)(1997年) レム・コールハースの名作中の名作。オランダに来た最大の目的はこれを見るためだと言っても過言ではない。 食堂や講堂などが複合した施設。傾斜した床スラブが屋根までつながっている構造がガラスのファサードで…

Smarties(ユトレヒト大学 学生寮)

設計:マルリース・ルーメル(2009年) ユトレヒト大学の中でも一際目立つ建築。「smarties」というチョコレートのパッケージのような外観の色使いからその愛称がついた学生寮。竣工時の写真にはエントランスにせり出したキャンティレバーから大きなブランコ…

ユトレヒト大学 医学部棟

設計:エリック・ファン・エゲラート(2005年) ガラスや石でできたストライプのファサード。内部には黒川紀章のようなガラスの円錐が挿入されているが、伊東豊雄の「せんだいメディアテーク」っぽさもある。

ユトレヒト大学 新理工学部棟

設計:ヘルマン・ヘルツベルガー 重厚な外観とは裏腹に内部は開放的。アトリウムの中を各フロアがテラスのように入り組んで独特の空間を生み出している。

Marcel Wanders Pinned Up(マルセル・ワンダース展)

会場:アムステルダム市立美術館会期:2014年2月1日〜2013年6月15日 全盛期のスタルクを彷彿とさせる、悪趣味一歩手前のマルセルワンダースワールド。でも、なんだかんだ言って私はワンダースが結構好きであることに気づいた。

ユトレヒト大学 ミナエルト棟

設計:ノイトリング・リーダイク(1997年) 中に入る時間はなく、遠くから眺めるのみ。