2014-03-29から1日間の記事一覧

ピカソ・アリーナ

設計:マノロ・ニュネズ・ヤノヴスキー(1984年) これもアブラクサス同様に低所得者のための集合住宅。このプロジェクトにピカソが特別な興味を示したことから「ピカソ・アリーナ」という名前になったらしい。直径50mの起き上がった円盤2つが広場を挟んで向…

アブラクサス

設計:リカルド・ボフィル(1983年) 低所得者のための集合住宅。周辺はスラム化が進むエリア。半円形プランの「劇場」と、劇場に向かい合って建つコの字型プランの「宮殿」、その2棟間の空間に建つ塔状の「アーチ」の3つの棟で構成されている。映画「未来…

サヴォア邸

設計:ル・コルビュジエ(1931年) コルビュジエ初期の代表作。近代建築史上最高の住宅建築のひとつ。パリの西38kmにある週末住宅。1927年にコルビュジエが提唱した近代建築5原則(ピロティ、屋上庭園、自由な平面 、自由なファサード、水平連続窓)を具現化…

バロック

設計:リカルド・ボフィル(1985年) アブラクサスは半円形プランとコの字型プランの組み合わせであるのに対し、これは中央の庭園を取り囲む円形のプラン。アブラクサスを見た後だったので、かなり見劣りした。

フランス・オランダ・イギリス建築巡礼-9日目(西へ東へ)

朝、娘とFaceTimeでコミュニケーション。そしてホテルを出た。よい天気。今日はパリ郊外へ。リヨン駅からRERに乗ってひたすら西へ。目的地はコルビュジエの傑作サヴォア邸。 サヴォア邸は16年前に初めてパリに来たときにも観たけど、あのころはボーっとした…