いけばな-492

f:id:blueplanetsky:20190118000347j:plain


-梅(バラ科
-錦紅花(ツツジ科)
-日蔭蔓(ヒカゲノカズラ科)


写景盛花様式本位 春の遠景描写 梅の一木挿し


挿法メモ
まず、木(ぼく)を挿す。太いのでノコギリで切る。木の長さは主枝の半分くらい。七宝後ろの大穴に挿す。
その木の後ろ、七宝最奥の横穴に主枝を挿す。木にぴったりくっついて挿すことが重要ポイント。
続いて副枝。通常の直立型の副枝は主枝の長さの3分の2だが、一木挿しのときは主枝と同寸とする。副枝も主枝と同様、立ち上がりは木に沿って伸びるように挿す。場所は木の手前の横穴。
そして副枝の手前に1本、短めの中間枝を1本挿す。これは木の入っている大穴の右手前隅に。さらに中間高を前傾させて木の右の縦穴に挿す。最後に控えの枝を主枝の後ろに挿す。これで梅は完成。
日蔭蔓を敷いた後、錦紅花を挿す。客位は木の2分の1以下の高さで。木の横は色をさらに短くなり色を少な目に。