リバーリトリート雅樂倶

設計:内藤廣(2005年)
所在地:富山県富山市春日56-2
内藤廣らしい重厚な建築。「数奇屋の繊細さとアジアの土臭さ」がコンセプト。プレコンを校倉に組んだレセプションが印象的。
この人の建築を初めて見たのは熊本県のうしぶか海彩館。これもコンクリートの強さをひしひしと感じた。建築家でありながら東大の土木で教鞭を執るだけのことがあり、建築の繊細さと土木の重厚さを併せ持つ彼の作風は好きだ。私が博士課程にいたとき、某国立大学の土木系のポストが公募にかかったとき、私の師匠が、「これからの時代は建築も土木もないのだよ。内藤廣を見ろ!」と勧めてくれたのを思い出す。
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これがそのレセプション。
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ライブラリーと神通川を臨むラウンジ。
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左の写真の階段室がとにかく美しかった。
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これが私たちが泊まったお部屋の「くりの間」。第一希望じゃなかったけど、まあまあ。
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夜はライトアップされてまた綺麗。