東北関東大震災復興支援活動 HEART MARK VIEWING by 日比野克彦

震災から時が経つにつれ、被害を負った地域の人々のもとに、日常生活に必要な支援物資が届き、生きていく上での衣食住の確保は進みますが、避難所での生活が長期化すればするほど精神的にも厳しいものになっていきます。
・被災者にとっての暮らしの空間である避難所を少しでも気持ちが癒される雰囲気にし、こころ温まる空間を創り出すことができないだろうか?
・被災地のことを想う多くの人達の気持ちを避難所の人々に伝えることができないだろうか?
・想いを形にし、被災者の方々のところに届け、それが励みになり、被災地の復興への活力になることができないだろうか?

と考えました。
全国各地の人々が心に抱いている「何かできないか」という想いを具現化し、被災地に届け、避難されている方々の日常の風景になり、それが糧になり、復興への活力の助けになればと想っています。
「ハートマーク」は、だれもが「愛」や「気持ち」「こころ」をイメージする形です。この形の力を借りて、ハートマークを作り、気持ちの交流が目に見える形になるようにしていきたいと考えています。

                                                  ハートマークビューイング実行委員会 日比野克彦

作ったハートマークはこちらに送ってください。
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
3331 Arts Chiyoda 1階 ハートマークビューイング実行委員会 担当 宍戸 宛

ハートマークビューイング:http://heartmarkviewing.jp/

日比野克彦がスタートさせた新しいアートプロジェクト。みんなでハートマークを描いた様々な大きさの布を作ってそれを繋ぎ合わせて震災の避難所に掲げる。現地の被災した人たちと一緒にハートマークを作るワークショップも計画中とか。
一人一人の想いがこもったピースが組み合わさってひとつの大きなアートワークになるという手法は、日比野さんがこれまでやっていた、明後日朝顔プロジェクトにおける朝顔の種、熊本でのHIGO BY HIBINOの石垣プロジェクトにおける段ボールの石垣などと同じ。日比野さんらしい震災というものに対するスタンス。東京の拠点は「3331 Arts Chiyoda」がやっているみたい。みんなで作って送ろう。