「ルイス・バラガン邸をたずねる」展

会場:ワタリウム美術館(東京都渋谷区神宮前3-7-6)
会期:2009年9月9日〜2010年1月24日
時間:11:00-19:00(水曜 11:00-21:00)
休館:月曜
入場料:1,000円

ルイス・バラガン(1902-1988年)はメキシコを代表する建築家の一人です。独特の色、抽象絵画のような壁の構成、水や光を駆使して作られる庭など、バラガンの作品は近代建築のイコンとして世界中の多くの人々に愛されています。本展では、インターナショナル・スタイルから独自のバラガンスタイルへと変貌を遂げるきっかけとなった「バラガン邸」が主役です。「バラガン邸」には、情感に満ちたメキシコの時間とシンプルで洗練された空間がみごとに調和します。十字架のような窓枠、金色に輝く光、ブーゲンビリアの花のピンク一色に塗られたダイニング、空を切り取った屋上、そしてバラガンが愛した友人たち、マティアス・ゲーリッツ(彫刻家)、チューチョ・レイエス(画家)などのオリジナル作品も多く展示されます。現在、国際的に活躍を続ける妹島和世西沢立衛SANAAが会場構成を担当し、「バラガン邸」がそのまま会場の中に作られます。オリジナル家具や骨董品など「バラガン邸」に今も遺る沢山の品々がメキシコ・シティのカーサ・ルイス・バラガン財団の特別な協力により、本展のために運びこまれます。
ワタリウム美術館http://www.watarium.co.jp/

会場構成はSANAA。美しいあのピンク色の壁を期待していったけど、それ以上に十字架の窓とその奥の庭を少しだけ再現した空間が美しかった。メキシコに行きたい!