山口情報芸術センター

設計:磯崎新 (2003年)

2004年の台風18号で屋根がべろんべろんに剥がれ落ちたという、磯崎新の問題作。情報センターと図書館の複合施設という地方都市にありがちなプログラム。卒業設計とかにも多そうです。リニアな施設を覆う波状の屋根が特徴的。感想としては、建築としてはそつなくまとまっていて嫌いじゃないです。内部空間も開放的でした。ただ、「せんだいメディアテーク」のコンペの審査委員長が同じようなプログラムのプロジェクトを手がけてるんだから、もうちょっと頑張ってもいいんじゃない?とも思ったりしますが。。。典型的なハコモノ公共施設で賛否両論あるのかもしれませんが、今日観た「カールステン・ニコライ展」はすばらしく、ど田舎でもこんなすばらしいものが見れる場所があるのは素敵なことだと思いました。ICCも真っ青だと思います。
http://www.ycam.jp/