野田凪 展

会場:クリエイションギャラリーG8(東京都中央区銀座8-4-17 リクルート銀座G8ビル1F)
会期:2011年10月18日〜2011年11月18日
時間:11:00-19:00
休館:日曜・祝日
入場料:無料

アートディレクター、映像ディレクター、アーティストとして、日本の広告・グラフィックデザインにとどまらず、ファッション、アート、そして海外へと活動の場を広げていた野田凪氏。2008年の突然の訃報から早くも3年が経ちました。かわいらしさと毒を持つ不思議な世界観、作品から伝わる圧倒的なパワー、「見たことのない世界を表現したい」という情熱を持ち、突き進む氏は、常に注目を集める存在でした。そしてその作品は、私たちに鮮烈なインパクトを残し、いまなお生き生きと存在し続けています。本展では、LAFORET、NIKEサントリーをはじめとする広告のポスターやCM、YUKI宇多田ヒカルなどのCDやミュージックビデオ、パッケージ、装丁、プロダクト、ファッション、アートワーク「ハンパンダ」など、氏の手がけた代表的な仕事をまとめてご紹介いたします。デビューから十数年間という短さを全速力で駆け抜けた野田凪氏。氏のクリエイションの数々をぜひみなさんにご覧いただきたいと思います。
クリエイションギャラリーG8:http://rcc.recruit.co.jp/g8/

期待して行ったけど、期待通りよかった。
広告ビジュアルそのものも当然いいのだけど、その横についているキャプションがすべて興味深いエピソード満載でさらによかった。ANA中国の目の周りの黒いクマのないパンダのビジュアルは、パンダは中国では神聖な動物なのでいじるのはやめてほしいとのクライアントの要望に、仕方なく中国国旗の黄色い星をすべてピカチュウにする代案を出して、国旗をいじるのはもっとマズイということになって、結局一番やりたかった最初のクマのないパンダが採用されたというエピソードは面白かった。