HISTORY OF TENDO MOKKO

会場:リビングデザインセンターOZONE(東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー内)
会期:2010年6月24日〜2010年7月6日
時間:10:30-19:00
休館:水曜
入場料:無料

山形県天童市は、古くから木工業が盛んで、将棋の駒の生産では日本一として知られる、歴史ある街です。1940年にこの地に創業した天童木工は、それまでの伝統的な木工技術に加え、新しい技術として成形合板に着目しました。当時、木工の主流であった無垢材は、木本来の特質ゆえに表現できる形状に限りがあるため、新しい意匠を試みるデザイナーとともに成形合板の技術開発に挑みました。技術革新を経て生みだされた自由な曲線は、1950年代から活躍していた日本人デザイナーはもちろん、海外の著名なデザイナーをも魅了するものとなりました。実際に家具やデザインに携わる多くの人々が本社工場を訪れ、その可能性を広げるきっかけをつかんでいきました。以来、成形合板の可能性を追求し続け、その姿勢は職人の手から手へと受け継がれています。この新しい技術と発想の出会いが数々の傑作を生み出し、時代を彩る製品を創造し続けています。本展ではこれまでの天童木工の技術と歴史とともに、ジャパニーズモダンファニチャーが生まれた背景を紹介します。デザインと技術の結晶「使ってこその美しさ」を実感してください。 
リビングデザインセンターOZONEhttp://www.ozone.co.jp/

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