SANAAがプリツカー賞受賞

建築界のノーベル賞といわれる米プリツカー賞の今年度の受賞者に、日本の建築家、妹島和世氏(53)と西沢立衛氏(44)が選ばれた。同賞が日本人に贈られるのは故丹下健三、槙文彦、安藤忠雄各氏に続く4度目の快挙。2人は共同の設計事務所SANAAで活動し、日本や欧米で数々の作品を残している。同賞を主宰する米ハイアット財団は、作品について「デリケートさと力強さ、正確さとしなやかさを兼ね備え、巧妙ながら賢過ぎない」などの授賞理由を挙げた。妹島さんは昭和31年、茨城県生まれ。西沢さんは41年、神奈川県生まれ。平成7年から共同設計を始め、SANAAを設立した。主な作品に「熊野古道なかへち美術館」、「ディオール表参道」、「金沢21世紀美術館」などがある。2004年にはベネチア国際建築展で金獅子賞を受賞した。授賞式は5月17日にニューヨークのエリス島で行われ、賞金10万ドル(約920万円)が授与される。(産経新聞

この年齢で受賞とは快挙。海外での実績は必ずしも十分ではないだけに少し驚いた。というか他に該当者いなかったのかしら。