杉本博司に世界文化賞

優れた芸術の世界的な創造者たちを顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第21回受賞者が決まり、24日、発表された。絵画部門には写真家の杉本博司氏が選ばれた。日本人の受賞は10人目、写真家の受賞は初めてとなる。今回の受賞者は、絵画部門=杉本博司(61)〈日本〉▽彫刻部門=リチャード・ロング(64)〈イギリス〉▽建築部門=ザハ・ハディド(58)〈イギリス〉▽音楽部門=アルフレート・ブレンデル(78)〈オーストリア〉▽演劇・映像部門=トム・ストッパード(72)〈イギリス〉−の5部門5氏。発表は海外5都市でも行われ、ベルリンの日本大使公邸での発表記者会見には常陸宮ご夫妻が臨席された。次代を担う若手芸術家を育成する「若手芸術家奨励制度」の第13回対象団体にはバルト3国(ラトビアリトアニアエストニア)の室内管弦楽団「クレメラータ・バルティカ」が選ばれ、ベルリンでの発表の席で楽団創始者のバイオリン奏者、ギドン・クレーメル氏に日本美術協会日枝久会長から表彰状と奨励金500万円が贈られた。また空席となっていた同賞のイギリスの国際顧問に、オックスフォード大学総長のクリストファー・パッテン氏(65)が就任したことも発表された。授賞式は10月22日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。(産經新聞

杉本博司世界文化賞受賞。すごーい。
建築部門は、ザハ・ハディド。好きな建築家だけど、プリツカー賞とかちょっと実績に対してすごい賞をもらいすぎだなぁと思う。