森山大道 「I. レトロスペクティブ 1965-2005」 & 「II. Hawaii」

会場:東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3)
会期:2008年5月13日〜2008年6月29日
時間:10:00-18:00(木曜・金曜10:00-20:00)
休館:月曜
入場料:一般1,100円

このたび、東京都写真美術館では日本を代表する写真家・森山大道の個展「森山大道展�.レトロスペクティヴ1965-2005/�.ハワイ」を開催いたします。商業デザイナーを経て、写真家・岩宮武二、細江英公に師事した森山大道が、フリーの写真家としてデビューをしたのは、1963年のことでした。“アレ、ブレ、ボケ”と形容されるハイコントラストや粗粒子図面の荒々しい写真表現で60年〜70年代の日本の写真界に一石を投じ、常に「写真とは何か」を問い続けてきた森山の作品は、初期の代表作『にっぽん劇場写真帖』(68年)、写真への問いをラディカルに突き詰めた『写真よさようなら』(72年)、スランプからの再起となった『光と影』(82年)、最新作『ハワイ』(07年)など、どれも注目を集めるものばかりです。そして、肌身離さず持ち歩いているコンパクトカメラは、一貫して路上から見える日常の断片をスナップショットとして収め、その力強い作品群から放たれる欲望、孤独、不安感は見る人の感情を大きく揺さぶります。本展では、今日、世界的にも高い評価を受けている写真界の巨人・森山大道の「足跡」と「今」を2つの展覧会によって展開。「レトロスペクティヴ 1965-2005」では代表作に加え、未発表作を含む約150点を、最新作「ハワイ」では、神秘的な自然と人々の日常をモノクロームで捉えた、独自のハワイを一堂に公開。写真の根源を突き詰める森山の作品群を、思う存分にお楽しみいただける展覧会です。
フロアレクチャー
会期中の第2・第4金曜日午後2時より担当学芸員による展示解説を行います。3階展示室前にお集まりください。(ご参加いただくには�.�.共通券が必要です)

森山大道連続対論
5月23日(金) 18:00-20:00
森山大道 × 大竹伸朗(美術家) 進行:笠原美智子東京都写真美術館学芸員
5月24日(土) 18:00-20:00
森山大道 × 多木浩二(美術・写真評論家) 進行:清水穣(同志社大学准教授)
5月30日(金) 18:00-20:00
森山大道 × 金平茂紀(TBSテレビ報道局長) 進行:岡部友子(東京都写真美術館学芸員
定員:190名
参加方法 : 当日10時より展覧会チケットをお持ちの方に整理券をお配りします。

東京都写真美術館http://www.syabi.com/

こちらは近いので行ってみよう。それにしても多木浩二ってどこにでも出てくるな。