日本建築学会主催コンペ公開審査

私たちが裏方を務めている日本建築学会主催のコンペ。先々週の1次審査に続いて、今日は最終の公開審査会。審査委員長の工藤和美さんをはじめとする審査員とオーディエンスにプレゼンテーションし最優秀を決定する。

場所は熊本市現代美術館(CAMK)のホームギャラリー。タレルのある部屋です。
課題は平たく言うと、都市中心部居住を促進する仕掛けとデザインという広いものなので建築的提案以外のものも多くバラエティー豊かな提案が多かった。
入賞7点の内、4点に絞るところまではスムーズにいったのだが、最優秀1点の選考が困難を極めた。結局、アイデア的提案が多い中、「居住」という課題に正面から向き合って新しいスタイルの住居とそのシステムを提案した九州大学のチームが最優秀となった。選考過程が見れるコンペの公開審査っておもしろいなと思った。