変わりゆく元マイホームタウン

老舗焼き鳥店「いせや」、建て替えで仮店舗オープンへ
吉祥寺の老舗焼鳥店「いせや総本店」(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-47-1008)は9月25日、老朽化による建て替えのため一時閉店する。同地で昭和3年に創業、昭和28年に現在の店舗としてオープン。今やビル化された街並みの中で、昔ながらの木造家屋と舞い上がる焼き鳥の煙でひときわ目立つ存在で、吉祥寺の名物店として愛されてきた。閉店を聞きつけた地元客らで「ここ1週間は開店から閉店まで、行列が絶えない」(店長の西島泰助さん)という。(吉祥寺経済新聞)

吉祥寺「ハモニカ横丁」、舗装工事でリフレッシュ
ハーモニカ横丁(吉祥寺駅北口側)は9月1日、一部の下水道と通路の舗装工事を終えリフレッシュオープンした。 同横丁は戦後の闇市の名残を残す数少ない地域のひとつで、複雑多彩な商店102店舗が建ち並んでいる。そのうちの全長約50メートル、南北に伸びる朝日小路の全部分と東西を横切るハーモニカ通りの一部分で陥没が目立っていたことから、通行者の安全に配慮して、8月23日〜31日の9日間で工事を行った。総工費は約600万円。工事後は、舗装を実施した十字の通路は、緑が基調のレンガ仕様になったほか、先端部の四方にそれぞれ「ハモ横」の文字を記し、「名物ストリートの存在感をアピールした」(ハーモニカ横丁朝日会の松本会長)という。(吉祥寺経済新聞)

三越跡にヨドバシカメラが出店−秋葉原に次ぐ規模
ヨドバシカメラ(新宿区)は9月7日、今年5月に三越と大塚家具が撤退した旧近鉄ビルへの出店を発表した。店名は「ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺」で、店舗面積は、都内では「マルチメディアAkiba」(千代田区)に次ぐ約1万8,500平方メートル。地下1階地上8階建てで、8階は飲食フロアとなる。2007年5月の開業を目途に改修工事を行う。初年度売上目標は約200億円。(吉祥寺経済新聞)

成蹊大学、図書館を新設−空中に球体型閲覧室
成蹊学園(武蔵野市吉祥寺北町3)は9月16日、卒業生や近隣住民を対象とした「成蹊大学情報図書館施設披露会」を開催した。同館は、「成蹊学園創立100周年記念事業」の一環として設立されたもので、学園の正門を抜けた左側に位置する。地下2階地上5階建てで、延べ床面積=12,000平方メートル。建物を取り囲む「欅並木」の高さに合わせた低層設計となっている。設計は、同学園OBで、ニューポンピドーセンターの設計コンペで1位を獲得した坂茂さん(坂茂建築設計)と三菱地所設計が共同で担当した。「明るく、美しく、暖かい建物」をコンセプトに白を基調として建てられた同館は、なだらかなカーブを描いたガラス張りのファザードと、地上階のアトリウムに浮かぶ「プラネット」と呼ばれる5つの球体型閲覧室が特徴。アトリウムを挟んだ左右が開架書架となっており、約50万冊の蔵書を閲覧でき、書架の外周を囲むようにガラス張りの個室閲覧室が配置されている。また、地下の閉架書架には「BOOK ROBO 」とよばれる、コンピューター制御された自動運搬システムが導入され、検索した資料を自動的に取り出すことができる。収蔵可能数は72万冊。(吉祥寺経済新聞)

いせや一時閉店、ハモニカ横丁リニューアル、ヨドバシカメラ進出、、、激動する吉祥寺。アヤパンと安倍晋三の母校である成蹊大学は私の家の近くあったけどキャンパスには入ったことがない。五日市街道沿いのキャンパス入口から見える並木のたたずまいは素敵だった。それにしてもこの坂茂の図書館はヒドイなぁ。。。
吉祥寺経済新聞 : http://kichijoji.keizai.biz/