急成長男

私の担当する共同研究プロジェクトをネタに卒論を書いている、私の指導学生くん。最初はちょっとぼーっとしていて、クチベタで心配でした。私も厳しい指摘を何度かしましたが腐ることなくがんばり抜きました。そしてその努力の成果が今回の展示会で実を結び、彼も活き活きしているように見えました。以前では考えられないてきぱきした動き。来場者の指摘には一生懸命メモをとっていました。クチベタだったはずが今は自信をもって説明しています。
こういう急成長を目の当たりにしたとき、ちょっぴりこの仕事にやりがいを感じます。
彼のがんばりに、同テーマで研究している2人の学生さんも刺激になっているようです。今後、相乗効果があるといいですね。
不満ばかり口にする、実力に比例せず自信過剰で権利者意識ばかり強い学生さんも最近よく見かけますが、そういうひとたちとは社会に出てから差がつくでしょう。