表参道ヒルズ余波-2

おととい、本の出版のことで教授と打合せをしたとき、表参道の再開発の話になり、名前が「表参道ヒルズ」になったことを話したら、教授は知らなかった様子で、「森ビルの見識を疑うなあ。。。ヒルズという名前を森ビルのブランドにしたいのだろう。エゴだね。」顔をしかめていた。しかし、「どんな場所にも自分のスタイルを押しつける建築家も似たような物かもしれない。それに比べれば大したことではないかもしれない。」とボソっと言った。
あの場所も、安藤忠雄は、ベルリンのポツダム広場でのレンゾピアノのようにすべきだったのではないか。。。自分で全部設計しちゃうってどうなんだろう。。。しかもコテコテの安藤建築を。。。建築家とはやはりエゴイストである。森ビルに比べればかわいいもんだ。
教授はそういいたかったようだ。まぁ、安藤は頼まれてやっただけで、悪くないのだが。。。しかし、丹下健三と戦いながらお台場を作り上げた教授の言葉だけに重い。
みなさんはどう思いますか?