Distance between Zero&0ne Vol.4

会場:晴れたら空に豆まいて(東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2)
日時:2017年1月19日 開18:00 演19:00
当日券:3,500円-(1d別)

マシーンでは再現できない0と1の間の「それ」を「する」事のできる人間が創造する「花いけ」と「生音」の共演 「Distance Between Zero&0ne Vol.4」。Live花いけの可能性を大きく切り開き、大きな反響を産んだ前回に引き続き、更なる実験を繰り広げます。
いけて:新井光史(Designer)・上野雄次(花道家)・小春丸(華道家)・宮永英之(Designer)・濱中喜弘(Designer)・平間磨理夫 (華道家
音:大儀見元
MC:桃江メロン(作家/晴れ豆INTERNATIONAL)・解説:川崎景介(マミーフラワーデザインスクール校長/花文化研究者)

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5人の華道家が順番に空間内に自由に花をいけ、次のいけ手は前のいけ手の作品を活かしてもいいし、壊しても良いというルール。要するに何でもあり。パーカッショニストの大儀見元さんの演奏をバックに。
最初のいけ手の宮永英之は洒落木を会場中央に立ててグリーンを挿した。
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続く平間磨理夫は、宮永のいけたものをいきなり破壊。そして別の洒落木を石で叩き割り始めた。ところが洒落木は固くてビクともせずに退屈な時間が流れる。少し開いた穴に椿を指して終了。
小春丸は自分でこじんまりをいけて自分で片付けて終了。続く新井光史は他人の作品を破壊することなく、金色の雲竜柳の束を逆さに立ててそこに洒落木を立てかけ、上品に作品を作っていた。
と思ったら上野雄次がいきなりドロップキックで新井の作品を破壊。斧でぶった切りってどんと焼きのような瓦礫を山を築いた。
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そして瓦礫に刺さった斧の柄にドリルで穴を開けてそこに椿を挿して終了。
最後は濱中喜弘がステージにビニールの幕を張り、その裏に一輪の花をいけて終了。人畜無害な感じ。
ここで第1部が終了で、休憩してさらに同じメンバーで同じように2週目をやるとのこと。もうお腹いっぱいという感じ。2週目は第1部の瓦礫を包んで釣り上げてみんなで好きなことやっていた。最初は順番に出てきたけど、最後は全員同時。
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小春丸は他者との関わりが嫌なのか、ひとりで大儀見さんに花をいけはじめた。まさにカオス。プロレスの最後の方みたいな感じでしっちゃかめっちゃか。
気が付けば3時間経過。なかなか面白いイベントだった。