熊本城の被災の様子

4月14日および16日に発生した熊本地震に伴う日本三大名城の熊本城の被害について。
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天守閣自体は1960年に外観復元された鉄筋コンクリート造のレプリカ。今回の地震でも建物自体は大丈夫で瓦が落ちてしまっただけ。築城当時から残るのは宇土櫓など。だから天守閣には建築物としての歴史的価値はほぼないのだけど、熊本県民の象徴でありアインデンティティ。やっぱり大切なのだ。
右の写真は二の丸公園から見た天守閣(右)と宇土櫓(左)。レプリカの天守閣は瓦などに被害が出て、築城当時からある宇土櫓はほぼ無傷。古(いにしえ)の建築技術のすばらしさよ。
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左:テレビなどでもかなり取り上げられた飯田丸五階櫓。現在は鉄骨で保護されている。阪神大震災のゼンカイハウスのような痛々しさ。
中:熊本大神宮上にある東十八間櫓は完全倒壊。石垣も完全に崩れている。
右:二の丸公園に上がる途中にある未申櫓の倒壊した石垣。
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左:戌亥櫓は石垣部分が崩壊。
中:加藤神社から見る天守閣。現在最も近くから天守が望める場所。
右:不開門あたりの石垣。