いけばな-320

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  • 躑躅ツツジ科)
  • 女郎花(オミナエシ科)
  • 竜胆(リンドウ科)
  • 紅葉(カエデ科)
  • 立日蔭 (ヒカゲノカズラ科)

写景盛花様式本位 秋の近景描写 散り紅葉
散り紅葉の写景に初挑戦。近景の渓流に流れる楓­に秋の山間の風趣を見出す。なんとも風情ある素敵な景色。
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挿法をメモ。花留の置き方に決まりはないが、渓流の向こう岸を表現するので花器の奥に花留を置く。苔つつじを傾斜型のように低くいける。さらに苔つつじは右側にも展開。このあたりで立日蔭を敷く。中央を奥に窪ませるように。次に直立型の扱いで女郎花を主枝として挿す。足元に短い女郎花や茂みとしての苔つつじを挿し、最後に竜胆を主枝の足元に1本短く、右側に長さを変えて2本挿す。最後に散り紅葉の位置を整えて完成。