2014-10-21 いけばな-320 flower 苔躑躅(ツツジ科) 女郎花(オミナエシ科) 竜胆(リンドウ科) 紅葉(カエデ科) 立日蔭 (ヒカゲノカズラ科) 写景盛花様式本位 秋の近景描写 散り紅葉 散り紅葉の写景に初挑戦。近景の渓流に流れる楓に秋の山間の風趣を見出す。なんとも風情ある素敵な景色。 挿法をメモ。花留の置き方に決まりはないが、渓流の向こう岸を表現するので花器の奥に花留を置く。苔つつじを傾斜型のように低くいける。さらに苔つつじは右側にも展開。このあたりで立日蔭を敷く。中央を奥に窪ませるように。次に直立型の扱いで女郎花を主枝として挿す。足元に短い女郎花や茂みとしての苔つつじを挿し、最後に竜胆を主枝の足元に1本短く、右側に長さを変えて2本挿す。最後に散り紅葉の位置を整えて完成。