バルフィ!人生に唄えば

20140708_222730

原作・脚本・監督:アヌラーグ・バス
出演:ランビール・カプール / プリヤンカー・チョープラー / イリヤーナー・デクルーズ

冨も地位もある男性と結婚し、何不自由なく暮らしていたシュルティ。家族の愛情を受けずに育った自閉症のジルミル。そんな二人の女性が、バルフィと出会い、まるで初恋の時のような強い感情で互いに惹かれあうが、時に、「言葉」の壁や、身分の差など、様々な困難が彼らの前に立ちはだかる。でも、そんな障害を吹き飛ばすかのように、バルフィは、人生において本当に大切なことを教えてくれる。それは、ただひとつ、「相手を想う“心”さえあれば、互いの瞳を通して愛を語り合うことができる」ということ。言葉に頼らず、“心”を通わせ、大きな愛に満ちた人生を送る彼らの姿は、観る者の心を大きく揺さぶり、温かな涙を誘うだろう。

どこまでもピュアでどこまでもまっすぐなバルフィに心洗われる2時間半。
観終わってすぐ、普段は荒んでいる心がキレイなうちに、お花をいけたい!という気持ちになった。ジルミルのような向日葵と、シュルティのような可憐な百合と、バルフィのようにコミカルだけど優しい表情のカンガルーポーの3種で「花奏」なんていいのかも。