師匠の最終講義・退職記念パーティー

私の師匠の最終講義と退職記念パーティーがあるので今日から1泊2日で熊本にいく。朝から羽田空港へ。10時過ぎの便で出発。ボーイング787に乗るのは3回目。初めて窓際の席だった。

お昼過ぎに熊本空港到着。お腹がすいたのでこむらさきでラーメンを食べてから母校の熊本大学へ向かった。

会場となる教室には続々と研究室OB・OGが姿を現す。懐かしい顔が多数。そして15時から最終講義が始まった。90分間に渡って、師匠の38年に渡る研究・教育活動が紹介された。改めてその偉大な業績に感嘆するばかりだった。
「私自身は自分のことを研究者というより都市計画家だと思っている。」という言葉が印象に残った。
師匠は3月いっぱいで建築教育の一線から退いているものの、現在は熊本大学の副学長に就任しており引き続き大学には残る。

最終講義が終わり、大学を後にしてホテルにチェックイン。19時から別のホテルで退職記念パーティーが催されるが、少し時間があったのでBarエスキーナに顔を出した。6月に来たばかりなのでそんなに久しぶりではない。ライトアップされた熊本城を眺めながら1杯だけシャンパンを飲んで、パーティー会場へ。

19時にパーティー開始。立食ではなくテーブルなので結婚式のような雰囲気。参加者は120人。学長をはじめとする来賓の挨拶が続く。その中のお一人で私が博士課程のときにお世話になった、熊本商業界の盟主の方ががスピーチで私とのエピソードを披露した。いきなり私の名前が出てきてびっくりしたけど、私も街のお役に立てたのだと嬉しい気持ちになった。
来賓の挨拶のあと乾杯。歓談中は先輩や後輩たちと名刺交換など。そして最後は師匠のスピーチ。聞いていてちょっと泣きそうになった。