震災から1ヶ月経過

昨日で震災から1ヶ月が経過した。1ヶ月も経ったのに大きな余震はまだまだ続いている。そして今日、福島第一原発の事故について、原発事故の深刻度を示す国際原子力事象評価尺度(INES)を最も深刻なレベル7に引き上げられたことが発表された。あの1986年のチェルノブイリ原発事故もレベル7。そして未だ収束の目処はたっていない。最近は余震にも原発関連ニュースにも慣れてしまった感があるが、引き続き危機感をもって情報に耳を傾けなければならないと思う。

今日、家にコムデギャルソンからDMが来ていた。震災に関するお見舞いの一文もあり。聞いた話では、川久保玲は今回の震災で一目散に母国に引き上げた多くの海外メゾンにえらく怒っているとのこと。こういうときこそ平常を貫くことが大切だと、節電に留意しつつお店はオープンし続けるよう指示しているらしい。自粛ムードは漂うけれど、私も出来るだけいつもの生活を心がけよう。節電によって暗くなった街にも慣れた。そしてずっとこれでもいいのではないかと思う。ヨーロッパの街はこんなものだ。東京は明る過ぎる。
そして震災の影響は妙なことも引き起こした。プロ野球の開幕も震災の影響で延期になっていて今日が開幕なのだが、ジャイアンツの開幕試合がなんと私の生まれ故郷にある宇部球場という小さな球場。こんなことは後にも先にもないだろう。