いけばな-179

  • 額紫陽花(ユキノシタ科)
  • 都忘れ (キク科)
  • 日蔭かずら (ヒカゲノカズラ科)

写景盛花様式本位 春の中景描写

様式なのでいけ方をメモ。まず水盤に七宝を置いて、額紫陽花を挿してゆく。ポイントはいつもの5本に加えて大きい芽を短く根締めとして挿すこと。これは中景なので一株に見えるように挿すことが原則であるため。

次にこの日蔭かずらを丁寧に水盤に敷いてゆく。右のように水盤の3分の1くらいは空けて敷いて水面を見せる。

最後にこの都忘れを挿してゆく。きれいな花。

客枝側に3輪と主枝側2輪。これも一株に見えるように。長短の変化に気をつけて。