父入院→手術

実は昨日から父が入院している。緊急ではなく予定されたもの。目の裏側の網膜に穴が開く「黄斑円孔」という病気になって左目を手術するため。この病気の症状としてはモノが歪んで見えるということで、よくそんな状態で仕事やゴルフをしていたなあと思う。
眼球に3つも穴を開けて、中の液体を抜いて代わりにガスを注入するという、聞いただけでも恐ろしい手術をするらしい。最近開発された手術のようでどのこの病院でも受けられるようなものではなく、この手術を開発した先生がいるという築地の聖路加国際病院に入院した。昨日、入院したての父を見舞ったが、目以外は健康なので退屈そうだった。来月で60歳になる父は生まれてこれまで、手術も入院も、なんと点滴すらしたことが無いと言うではないか。どこまで健康やねん。
そして今日、母の報告では手術は無事に成功したそうだ。ただ、この手術は手術後は眼球に注入したガスが抜けないように、ずっとうつ伏せで過ごさなければならないという罰ゲームのような安静を強いられる。短気な父は果たして耐えられるのだろうか。
ところでこの聖路加国際病院、芸能人や政治家も多く利用するというだけあって父には不釣合いなセレブな雰囲気だ。全室個室で、普通料金の部屋のほかに1泊あたりプラス3万円から10万円までグレードがあったりする。普通料金の部屋のほうが数が少ないようで、トイレはあるけど風呂が無い。父は今日から普通料金の部屋からプラス3万円の部屋に移ったらしいが、室内にシャワールームがある他は変わりなく決して豪華とは言えないそうだ。それでもプラス3万円。すごい世界。
明日、もう一度見舞いに行くことにしている。