東急大岡山駅上 東急病院

設計:東京工業大学 安田幸一研究室+安田アトリエ(2007年)

日本初の駅上病院。ツタで壁面緑化されている。このツタがダブルスキンとなって冷暖房効果を上げるそうだ。4200本のツタにはこの地域に自生する植物も含まれているらしく、竣工1年以上前からこのために栽培していたとのこと。その他、駅上ということで電車の振動や電磁波などの問題もあったが、梁を増やしたり材料を工夫したりで解決したそうだ。壁面緑化は安易だと思うけどしないよりはマシだし、意匠的にも複雑な設計条件から来るイビツなプロポーションをぼかすことができる。