第63回 建築家フォーラム 曽我部昌史講演会「建築家の可能性」 

講師:曽我部昌史・手塚貴晴(司会)
日時:2007年7月17日(水) 18:30-20:30
会場:INAX銀座ショールーム8F(東京都中央区京橋3−6−18)
定員:80名(要予約)
入場料:一般1,000円 学生500円

曽我部昌史は論客である。彼の放つ言説が巻き起こす建築界への影響は計り知れない。曽我部は解り易い。解り易いのは、曽我部自身が彼の言説を体現しているからに他ならない。「建築家の可能性」という曽我部の設定したタイトルは、建築という作品の洞察を、物の後ろに隠れている創作者を含めて行おうとする彼の態度を感じさせる。曽我部にとって建築とは物である以前に社会現象の端末なのであろうと思う。曽我部昌史というと「みかんぐみ」というこれまた人騒がせなチームに分類されてしまいがちなのであるが、今回はあえて曽我部昌史個人を引き出してみたいと思う。展示も大きな建築の実作よりも、曽我部の言説により近く純粋なアート作品に光をあてた内容となる予定である。(手塚貴晴)

この日も会議だ。。。