ルーブル美術館入口のピラミッド改修へ

設計 : I・M・ペイ (1989年)

パリのルーブル美術館入り口のピラミッドが、入場者増に対応し切れなくなり、改修の検討を始めた。ピラミッドは89年、当時のミッテラン大統領の意向で、米国人建築家のヨー・ミン・ペイ氏(89)の設計で完成した。当初は「伝統的建築にそぐわない」と非難が多かったが、やがて斬新なデザインが人気を呼び、今ではモナリザミロのビーナスに次ぐ同美術館で3番目の人気スポットとなっている。しかし、設置当時は年間4億人を想定していた入場者は現在は7.5億人。さらに中国やインド、東欧からの訪問者が増えれば4年後には9億人になると見込まれている。親しまれている一方、入り口の荷物検査で行列ができ、混雑度を増すばかりだ。美術館側はペイ氏に当初のピラミッドのイメージを保ったまま、階下の切符売り場と案内所を移転拡張する方向で検討してもらうとしている。(毎日新聞

行ったなぁ。螺旋が体重でゆらゆら揺れて怖かったのを覚えている。別に重さに耐えられなくなって改修するわけではないらしいが。