篠原一男 逝去

住宅設計の第一人者として知られる建築家で東京工大名誉教授の篠原一男(しのはら・かずお)氏が15日午後1時13分、川崎市の病院で死去した。81歳。静岡県出身。葬儀・告別式は近親者で行う。東京工大建築学科で清家清氏に学び、1970年、同大教授に。「久我山の家」「から傘の家」「白の家」「ハウス・イン・ヨコハマ」など、伝統的な民家が持つ趣と幾何学的に計算された機能美を大胆に融合した作品を発表した。逆ピラミッド形でガラス張りの「熊本北警察署」や、日本浮世絵博物館(長野県松本市)も手掛けた。「東京工業大学百年記念館」で89年に芸術選奨文部大臣賞を受賞した。90年に紫綬褒章。(共同通信

1週間前のニュースで恐縮ですが、今日知りました。また一人、巨匠がこの世を去りました。