森山邸

設計:西沢立衛 (2005年)
塀も垣根も無い外部にむき出しとなった300平米くらいの土地に大小さまざまなホワイトキューブが適度な間隔で建っている。というか「置いてある」という感じ。その10個の箱全部で1軒の家というコンセプト。現在は部分的に賃貸にしていて、家主はその家賃収入でローンを返済しながら徐々に賃貸部分を減らして最終的に全部の箱が家主の個人住宅になる予定とのこと。だから箱ごとに1軒の家としての機能が分節されているわけではない。でも、コンセプトは明快でおもしろい。住むのは大変そうだけど。