いけばな-383

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  • 紫苑(キク科)
  • 鶏頭(ヒユ科
  • 尾花(イネ科)

色彩盛花様式本位 紫苑
2年ぶりに紫苑の様式。挿法をおさらい。
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七宝の配置は左の写真の通り。中央と右の写真は紫苑だけをいけたところ。
主枝は普通の盛花と同じで長径+深さ。主枝の株は花を中心に葉を三方より差し添える(正三角形でなくてもよい)。この三枚の葉は当然主枝の花よりも文字かくなるが、一番長い葉は目安として主枝の2/3くらいで正面奥に挿す。
副枝は花ではなく葉でとる。直立型だが振りは大きめで45°に近くで長さは規定通り主枝の2/3。よって先に副枝の葉を選んでおいたほうがいい。幅広でカーブしているものを。副枝の花は主枝の2/3より短く、1/2強。
客枝は直立型だが振りは小さく30°に近くする。紫苑と鶏頭の2種で成立するように挿しておいて、最後にあしらいとして尾花を挿す。中高で主枝よりは長くなるが長すぎないように。