出勤→花展いけ込み→中目

今日は早起きして休日出勤。珍しくジャケットとネクタイ。夕方には業務終了。スーツを脱ぎ捨て花展のいけ込みのために新宿へ。
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10日から新宿高島屋で始まった小原流花展。今日が前期最終日なのでいけ込み前に見学。
今日は後期との入れ替えがあるので18時で閉場。ここから「あげ花」という前期のお花を撤収する作業を手伝う。19時半ごろあげ花は終了し、後期のいけ込み開始。圧倒的に女性が多くしかも高齢な方が多いこの世界なので、私たち数少ない若い男手はいろいろとお手伝いを任される。大作に使う重くて大きい材料を運んだり、根洗いの水を運んだり。デパートの催事場なので水場がほとんどなく、大きなポリバケツに大量の水を入れて台車で運ぶ。これが結構大変。
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21時くらいにお手伝いが一段落したので、いよいよ私の作品のいけ込み。作品には大作、中作、小作と規模によって3種類くらいある。過去2回ほど作品を出瓶したことがあるけど、2回とも小作だった。今回は初めて中作にチャレンジ。器もかなり大きい。洒落木を置いて固定し、花を挿しはじめる。
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材料は花きりん、月桃の実、赤葉パイナップルなどなど。
ちなみに、花展は出瓶者が好きな花を自由にいけることはできない。エリアごとのテーマ、周囲の作品とのバランスなどを考えて、東京支部の先生方が花材を割り当てる。私が出瓶するエリアは「写景」がテーマで、その中で南国の風景がテーマのところに私は割り当てられたので、こういう花材になった模様。自分がどんな花材になったのかもいけ込み当日の今日初めて知るので結構大変。
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私の出瓶するエリアは私が普段習っている先生がたまたま責任者だったのですごくやりやすい。先生は手際良く指示してどんどん作品が仕上がってゆく。右の写真は私の作品の隣の大作をいけている上品なお婆さん。実はすごく偉い先生らしい。
自分の作品はいけ終わり、再び他のところの手伝いなどを。会場全体としてはまだまだ終わっていなかったが、23時に私たちは帰された。幹部の先生方は深夜まで作業を続けるそう。
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早起きだったし、まっすぐ帰って寝ようと思っていたが、引きつけられるように中目黒で途中下車。オランチョへ顔を出す。軽く1杯飲んで終電で帰るはずが、N氏とかI氏とか居て、結局は電車で帰れず。最後はラーメンで締めて、帰宅したのは4時。あーあ。