そのドヤ顔はダイヤモンド

アジアカップ2011 準決勝
日本 2 - 2(PK 3 - 0)韓国 (GOAL:(日)=前田遼一細貝萌、(韓)=寄誠庸、黄載元)

宿敵韓国に6年ぶりの勝利。前半にまたも不可解なジャッジでPKとなり失点した。そのあとこれまで記憶にないくらい韓国ディフェンスを崩して同点に。後半は完全に韓国のペース。日本のディフェンスは韓国のロングボールはワンバウンドするまで触ってはいけないという取り決めでもしていたかのように酷いザルディフェンス。棒立ちの岩政にイライラしっぱなしだった。川島も迷いが多くてあぶなっかしかった。よくここで点を取られなかったと思う。
そして延長戦。前半のあのPKジャッジよりもさらに不可解な判定で今度は日本がPK獲得。あれは韓国怒るだろう。今大会は審判がミスジャッジした分をバランス取ってお返ししてくれる場面が目立つけど、今回は貸しを利子つけて返してくれた感じ。それにしても審判のレベルが低い。そして前回に引き続き、本田はPKを真ん中に蹴って今回は止められるも細貝のナイス寄せでついに韓国からリードを奪う。
ここからは日本はディフェンダー増やして貝のように守る。みんな引いているのでセカンドボールは全部韓国が拾う。こういう展開でうまく逃げ切れた試合をあまり見たことがない。やばいぞやばいぞと思っていたらやっぱり終了間際に失点。97年のW杯アジア最終予選加茂周監督のときのあの韓国戦を思い出した。
まさかのPK戦。見る側の気持ちも折れかかっていたけど、ここでアジアナンバーワンのドヤ顔を持つ川島がやってくれた。今大会の川島のパフォーマンスにはすごく不満だったので期待していなかった。しかし、おもしろいように止める止める。韓国どうしちゃったんだっていうくらい止めた。2005年ジーコジャパンでの東アジア選手権以来の韓国からの勝利。そんなに勝ってなかったけという感じ。かつてアジアの壁だった韓国に肩を並べる時期もあったけど、最近はまた背中が遠い存在になっていた。今日の試合では互角だったと思う。でもディフェンスは崩壊している。早く修正を!