北京五輪のスピード社の水着を川久保玲がデザイン

水泳の北島康介選手が世界新記録を出した英スピード社の水着、レーザー・レーサーの五輪公式デザインを、日本を代表するファッションデザイナー、川久保玲さんが手掛けることが、12日までに分かった。各国の選手も北京五輪で着用するとみられる。公式デザインに採用された基本デザインは、水着の片側に、日本の書家井上有一さんが描いた「心」の文字をグラフィックとして配置。一見して文字と分からないほど大きく力強く、斬新なデザインとなっている。このデザインを基本形に、ほかにも約20カ国の選手のために、色などを変えた水着を用意しており、北京五輪では、日本の「心」が、水しぶきを上げそうだ。スピード社と川久保さんは2006年から提携しており、一般向けの水着も販売している。川久保さんは「私が興味を持ったのは、最終的に結果を決定づける精神からのエネルギー、勝つという意志、パワーを表現することでした」とコメントしている。レーザー・レーサーをめぐっては、五輪代表選考後の着用テストで異例の日本新が次々と生まれ、日本水連が五輪での水着着用を国内メーカーに限らず、自由選択にすることを決めた。川久保さんは、コムデギャルソンを設立。81年、パリ・コレクションにデビューすると同時に、既存の価値観に縛られない前衛的なデザインが、世界に衝撃を与えた。

SPEEDOとコムデギャルソンは前からコラボしていて、私もTシャツを持っているけど、オリンピックのスイムウェアまでデザインですか。川久保氏、手広いですね。H&Mとのコラボもこの秋から展開するし。
個人的にはもっとこじんまりとやってほしい。