ご恩返し

先日、熊本の新聞社の方から、「熊本のアーケード街の中に某外語系専門学校の国際交流センターのようなものが新たにできて、1階を交流スペースとして市民に開放したいが、その活用方法について知恵をもらいたい。」との話が来た。今日は、その会合。私を紹介した新聞社の方とセンターの所長さんになる方が私に会いに研究室を訪れた。私の居る研究室で取り組んでいる、このエリアの研究結果などを紹介しながら私見も交えていくつか提案した。
この1年、まちのいろいろなことに研究を通して関わっていくうちに、様々な人とのつながりが出来て、まちのこれからについて相談されることが多い。CAMKの日比野克彦展もそうだし、別のアーケードの架け替えプロジェクトのアドバイザー就任の話もあった。とはいえ、私は有識者ではなくまだ未熟な研究者にすぎない。役に立てることといったら限られているのだが、私なんかを頼って真剣に相談してくださるのはありがたいことなので、できる限り協力するようにしている。
19歳から現在までの10年間、途中4年間の東京生活を除くと計7年間、お世話になった熊本に少しでもご恩返しができればいいと思う。