黒亭

4年生たちは卒論の研究室提出締切日の11月30日に向けてスクランブル体制。そんな折、師匠は国際学会のため、今夜出発して10日間研究室を空ける、そのため、今日は朝からゼミが開催された。ウチの班の4年生はいずれも研究にメドがついた模様。

ゼミが終わっても、4年生のやまとんは大好きなお昼寝。よく朝まで研究室で泊り込みで作業しているが、その大半は寝ている。非効率。
師匠の出張先はなんと南米のチリ。成田→ワシントン→マイアミ→サンティアゴ、、、と乗り継ぐらしい。30時間以上かかると言っていた。すげー。
死ぬまでに一度は南米に行ってみたい。とはいえチリじゃなくてもいいな。ブラジルでニーマイヤーの建築を観たい。
昼過ぎにゼミが終わり、修士の学生たちと昼飯に。ラーメンを食べに行った。学生の車で大学からけっこう遠い熊本駅近くの「黒亭」へ。全国にその名を轟かす熊本ラーメンの超有名店。行ったことが無かったので、一度はどんなものか食べておきたかった。

土曜日とはいえ昼飯時は外した14時過ぎだったのに、店の前には行列が。タクシーで乗り付ける観光客とおぼしき人も多く。さすが有名店という感じ。雨の中、傘をさしながら15分くらい待って店内へ。
熊本ラーメンの特徴をおさらいしておくと、スープは純粋な豚骨だが博多ラーメンよりはコッテリしている。麺は博多ラーメンに比べるとかなり太麺。ちぢれてはいない。あとは、ニンニクチップがふりかけられているのも特徴。

最近は熊本にも流行の醤油豚骨とかの店が増えてきたけれど、この「黒亭」は典型的な熊本ラーメンの店。麺は熊本ラーメンにしてはやや細めだけど(とはいえ一般的な尺度では太麺に分類されるだろう)、それ以外はいわゆる「熊本ラーメン」だった。私的には熊本で食べたラーメンの中ではかなり好きな部類に入ると感じた。私は熊本のコッテリスープは好きだけど、麺は博多ラーメンのような細麺が好きなので、あまり太すぎないここの麺は気に入った。ただ、スープがもうちょっと熱かったらさらによかった。
満腹で研究室に戻り、せっせと博士論文の構成を検討。3つの学会論文をうまく融合させるのは簡単な作業ではなく、章立てを考えるのも四苦八苦。