フレンチ

昼間は一日中、学生の卒論を添削する。13人分あるのでいくら読んでも終わらない。まだ論文自体が未成熟なので読んでいると湧き出るように、次から次へと指摘事項がでてくる。しかしその頭のなかにある指摘事項を書き込む赤ペンをもった自分の手の書くスピードがついてこないのでちょっとイライラする。
読み終わらない論文たちと溜まるストレスをデスクに置いて、割と早い時間に職場を後にする。昨日は和食だったので今日はフレンチだってことになり、今夜は三鷹「AL'S TAP」で彼女と晩メシ。

おいしい料理とシェフ渾身のデザートも堪能し、2人でひととりお腹いっぱいになり、そろそろ帰ろうかと思ったころに、いつもここで一緒に食事をする、同僚I氏の奥様Cさんが乱入。その1時間後にI氏も登場。彼女に2人を紹介する。変な組み合わせの4人。。。でもすごく楽しかった。

さて、たびたびここでもご紹介しているAL'S TAPですが、ここでアルズな人々をご紹介。登場人物は3人。ひょうひょうとしたオーナーの有さん、ハナシ好きな頑固シェフ、シェフと裏腹に寡黙な見習いシェフくん。。。今日はカウンターに座ったのだが、料理が出てきてもなかなかそれに手をつけられないくらいの間髪置かないシェフのトーク。決して軽い感じがするわけでなく、実直でなんというか大工の棟梁みたいなイメージ。でもおしゃべり。そんなハナシ好きのシェフだが頑固で機嫌が悪い時は少し怖い。でも、腕は確かで今夜も最高の料理を提供してくれた。そんなおしゃべりシェフを横目に黙々と作業をするクールな見習いシェフくん。歳は20代前半くらいか。そして、いつもひょうひょうと振舞うつかみどころのないオーナー。身軽。でもとても温かい人。他のお客がみんな帰ったら、いつも我々と一緒に飲みはじめます。

そんな強烈な個性を放つ三鷹が誇る下町フレンチを今夜も堪能。。。みなさんも是非いってみてください。フォアグラがおいしいです。
AL'S TAP : http://alstap.jp/