2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Vitra Design Museum

設計:フランク・O・ゲーリー(1989年)所在地:Charles-Eames-Str. 2, Weil am Rhein, GERMANY フランク・O・ゲーリーの大ブレイク前の作品。ビルバオ・グッゲンハイムの8年前、パリのアメリカンセンターの4年前。 まだゲーリーに成りきれてないというか、…

Vitra Hous

設計:ヘルツォーク&ド・ムーロン(2010年)所在地:Charles-Eames-Str. 2, Weil am Rhein, GERMANY 家型アイコンの断面を持つチューブをランダムに積み重ねたようなフォルムだけど、内部空間は移動する毎にシーケンシャルに変化する景色がよく計算されてい…

Therme Vals

設計:ピーター・ズントー(1996年)所在地:Hotel Therme Vals, SWITZERLAND ピーター・ズントーのまさに代表作。 アルプスの急斜面にひっそりと佇む。地元で切り出された石材のみを使用して、ただただ丁寧に丁寧に設計されている。それでいて土着感は感じ…

Red Restaurant(Hotel Therme Vals)

ADRESS:Hotel Therme Vals, SWITZERLANDTEL:+41-081-9268080 このホテルには2つのレストランがあってこちらのほうがグレードが高い。赤い絨毯と赤い椅子なのでRed Restaurant。 まずはひとりシャンパン。そして前菜のサーモン。そのあとテールスープがでて…

イタリア・スイス建築巡礼-8日目(ロンシャン→ヴァルス)

ロンシャンの朝。朝食には奥さんの大好きなECHIREのバターが出てきた。ホテルを後にして昨日に続いて車でロンシャンの礼拝堂へ。昨日は夕方だったので朝の表情も見たかったので。昨日よりもさらに天気がよくて本当に素晴らしかった。 ロンシャンを後にして、…

Hotel Therme Vals

デザイン:ピーター・ズントーADRESS:Hotel Therme Vals, SWITZERLANDTEL:+41-081-9268080 ピーター・ズントーがデザインしたThermeに併設されたホテル。赤のレストランと青のラウンジ。そして外は白いアルプスの景色。素敵過ぎる。 これが客室。すべての…

イタリア・スイス建築巡礼-7日目(レンタカーでロンシャンへ)

今日は南イタリアを後にする日。朝5時に起床。午後の便でロンドンに戻るTさんとはここでお別れ。私とY氏とで6時にタクシーでアルベロベッロを出発し、バーリ空港へ。早朝で道も空いているので1時間弱で空港へ到着。9時前のHelvetic Airwaysというスイスエア…

ロンシャンの礼拝堂(ノートルダム・デュ・オー礼拝堂)

設計:ル・コルビュジエ(1955年)所在地:Chapelle de Ronchamp, FRANCE 近代建築の聖地。ル・コルビュジエ晩年の代表作。 コルビュジエはドミノシステムや近代建築の五原則を体現し、モダニズム建築の提唱者として歴史に名を残す建築家となった。しかし、…

La Maison D' hôtes du Parc

ADRESS:12-14 Rue Du Tram, Ronchamp, FRANCETEL:33-384639343 素敵な一軒家に可愛らしい素敵なインテリア。整然と並べられた美術品や調度品は不気味なほど整然としていてホコリひとつない。自身で楽しむためというより、自身のコレクションを観てほしいと…

ロンシャンの礼拝堂ビジターセンター・修道女のための住居

設計:レンゾ・ピアノ(2011年)所在地:Chapelle de Ronchamp, FRANCE 丘のてっぺんにあるコルビュジエによるロンシャンの礼拝堂からやや下ったところに建設された、ピアノによるビジターセンターと修道女のための住居。世界遺産登録も視野に入っている礼拝…

イタリア・スイス建築巡礼-6日目(プーリア州3都市巡り)

今日はアルベロベッロを起点に、ロコロトンドとマルティナ・フランカとオストゥーニのプーリア州3都市を巡る。地球の歩き方にもほとんど載っていない3都市。情報が無いだけにワクワクする。 朝9時にドライバーの手配をしていたけど、見事に時間前に来てくれ…

オストゥーニ(Ostuni)の街

人口3万ほどのアドリア海に近い街。白い建物と迷路のように入り組んだ路地が魅力的。

マルティナ・フランカ(Martina Franca)の街

人口5万弱のロコロトンドに比べるとかなり大きな街。バロックを基本としながらも様々な様式の建築が立ち並ぶ節操の無い街。それでも街としてはどうにかまとまって見えるところがイタリアのすごいところなのか。右の写真のように民家なのに門構えが妙に豪華だ…

ロコロトンド(Locorotondo)の街

アルベロベッロからすぐ近くの人口14,000人の小さな街。 ロコロトンドは「丸い場所」という意味で、文字通り円形の平面で構成されている。計画的に円形にしたというより小高い丘の上に街があり、その丘の形状から由来しているように思える。街の外から見た街…

L' Aratro

Via Monte San Michele, 25-29, Alberobello, ITALYTEL:+39-080-4322789 イタリア最後のディナー。前菜はマルティナ・フランカのサラミやハムの盛り合わせ。これがめちゃくちゃ美味しかった。パスタは菜の花とアンチョビのオレキエッテ。メインは毎日ずっと…

Trullo d'Oro

Via Cavallotti 27, Alberobello, ITALYTEL:+39-080-4321820 トマトのオレキエッテと、ポルチーニ茸のソースがかかったフィレ肉のステーキ。両方とも悶絶の美味さ。

イタリア・スイス建築巡礼-5日目(アルベロベッロへ)

今日はマテーラを去る日。名残惜しい。 素晴らしい洞窟ホテルをチェックアウトして、タクシーで一路アルベロベッロへ。運転手さんはプジョーを駆るカッコいいお兄ちゃん。 1時間ほどで、世界遺産トゥルッリ(とんがり屋根の家)の街、アルベロベッロへ到着。…

Le Alcove - Luxury Hotel nei Trulli

ADRESS:Piazza Ferdinando IV 7, Alberobello, Puglia, ITALYTEL:+39-0804323754 トゥルッリを改装したホテル。私の予約した部屋はとても狭いけどベッドから見上げるとしっかりとトゥルッリの内部空間を体験することができた。

アルベロベッロのトゥルッリ

世界遺産(登録:1996年) 世界遺産となっているアルベロベッロのトゥルッリ。円錐形の屋根が特徴的。モルタルなどの接合剤を使用せずに平らな石を積み重ねただけの簡素な構造。15世紀末に圧政を展開した領主のアクアヴィーバ伯爵の命令で、国家からの家屋単…

Sextantio Le Grotte della Civita Special Dinner

Via Civita, 28, Matera, ITALYTEL:+39-0835-332744 朝コーヒーを入れてくれていたお姉さんが一人で作るスペシャルディナー。 チーズやハムなどの前菜の後、チコリを煮込んだもの、パスタ2種(フィットチーネとオレキエッテ)、メインの羊と魚、デザート。…

サン・フランチェスコ・ダッシジ教会

13世紀初めに建立され、1750年にこのバロック様式のファサードが造られた。

ブルガトリオ教会

1747年完成。扉や壁にガイコツの装飾多数。死を免れることはできないということを表しているらしい。

イタリア・スイス建築巡礼-4日目(谷の向こう側へ)

朝。今日はとてもよい天気。Tさんは体調不良でダウンしていて、Y氏と2人で出かける。タクシーを呼んで今日は目の前のグラヴィナ渓谷の向こう側に行って、向こうからこのサッシを眺めてみることに。 橋などは架かっていないので、かなり遠回りしてマテーラの…

Ristorante Rivelli

Via Casalnuovo n. 27, Matera, ITALYTEL:+39-0835-311568 ズッキーニと茸と子エビ入りトロフィエ、茸とソーセージ入りカヴァテッリ。フィレ肉のグリル。どれもめちゃくちゃ美味しかった。ランチとしては考えられないすごい量を頼んでしまったけど、ぺろり…

サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会

南側の高台にそびえる荒々しいイドゥリス岩窟教会と、その崖下にある端正な「建築された」カヴェオーソ教会とのコントラストがおもしろい。建築されたのは14世紀らしいが、拡張・改修工事を繰り返し、建設当時の原形は失われている。正面ファサードは17世紀…

マドンナ・ディ・イドゥリス岩窟教会

トルコのカッパドキアを彷彿とさせる凄まじいフォルムの岩窟教会。その佇まいは本当に息を飲むほどに感動的。半分は岩を掘削して、残りの半分は16世紀以前に天井ヴォールトが崩れ落ちた後、石のブロックを積んで建てられたそう。

マドンナ・デッレ・ヴィルトゥ岩窟教会

マテーラとその周辺には少なくとも143の岩窟教会が残っているそうだが、そのなかで珠玉と言われるのがこの教会。夏にしか公開されないのだが、日本から事前に連絡して、私たちだけのために特別に開けてもらった。 バジリカ式の教会と修道院の複合施設は11世…

マテーラのサッシ(洞窟住居)

世界遺産(登録:1993年) マテーラの町の最東端にこのサッシと呼ばれる歴史地区が広がっている。 この地には古くは旧石器時代から人が住んでいたとされ、8世紀から13世紀にかけて、東方からイスラム勢力を逃れた修道僧が住み着き、洞窟住居を構えていたとい…

イタリア・スイス建築巡礼-3日目(マテーラのサッシに浸る)

今日からマテーラの本格的な探検。朝7時にスッキリ目覚める。部屋の下にあるダイニングで朝食。ここももちろん洞窟。 そして9時ごろ出発。後述するマドンナ・デッレ・ヴィルトゥ岩窟教会は夏しかオープンしていない。それを特別に開けてもらうようにY氏から…

マテーラの大聖堂(ドゥオモ)

1230年頃から1270年にかけて建造されたプーリャ風ロマネスク様式の聖堂。鐘楼の高さは52mとのこと。